まとめサイトを活用して情報を収集

まとめサイトにも種類があり、2ちゃんねるのような掲示板に書かれたことを抜粋して、特定のことに書かれたものについてまとめられたものから、1つの事件事故、ニュースを取り上げ、それを様々なサイトに書かれていたことを引用しながら紹介するものまで様々あります。

また、1つのテーマにまつわる情報を一まとめにし、その地域にあるホテルやネットカフェなどを紹介し、そのページに情報が網羅されているということも可能になります。

いわゆる情報収集がまとめサイトによって可能となります。

最近ではこうしたまとめサイトを積極的に活用し、情報収集のツールにしている人が多くいます。

すぐに真実を知ることができ、わざわざ調べなくても簡単にその結論にたどり着くことから重宝されています。

そのため、SNS上ではこうしたまとめサイトの情報がすぐに上がり、それをどんどん拡散していくという傾向があります。

とはいえ、まとめサイトにも問題点はあり、恣意的な情報操作が可能となり、誤解を与えさせることができるというのがあります。

つまり、その情報をまとめた人に悪意があれば、それによって誘導することができ、結果として扇動の材料に使えるというもので、情報を収集する際にはその点にも注意が必要です。

情報化社会で以前に比べて情報量が格段に増し、どの情報を信用し、一方で切り捨てるかということが大事になっています。

まとめサイトの中には両論併記を行っているところもあり、様々な意見があることに気付き、この情報が絶対ではないことがわかります。

あくまで情報は切り取ることができ、まとめサイトはそれをまとめているに過ぎません。

便利ではあるし、すぐにその情報にアクセスできるという点では大変画期的なシステムですが、情報をまとめる側、そして、その情報を見る側の双方がしっかりと考え、その情報が信頼できるのか、それともそうではないのか、どちらも考えていかなくてはなりません。